青森・ツーリングレポート

☆走行前点検(8月3日)
8月5日からサークルの合宿があるので、また、6ヶ月点検も兼ねていろいろ
点検した。おもむろにプラグを掃除し始めるが2番3番に悪戦苦闘。

☆夏合宿(8月5日〜9日)
高速道路での燃費と体力の限界を知るために、愛車のZZ−Rをかっ飛ばす。
実にいい思い出だった。というのも、覆面パトの判別方法についていやという
ほど勉強させられたからである。講習料1万5000円也。

☆初日(8月13日)
3時起床。3時半出発。まだ辺りは暗く、荷物の積み込みが地獄だった。国道
246号、環8を経て、東京外環自動車道大泉I.Cに上陸。さて、高速道路
に乗ったわけだが、もう残り9ヶ月を減点なしで過ごさなければならない愚か
者は、法定速度±10km/hでそろりそろりと通過していく。
 さあ、東北自動車道だ。いよいよここから大鰐弘前I.Cまでの640km
の戦いが始まる。ここで四輪車のマナーの悪さを痛感させられる。第1通行帯
をとおって追い越ししてくるんだ。接触の恐怖に何度冷や冷やしたことか。
ぶつかったら「死」なのだから。途中7ヶ所の給油を経て(上河内で立ちゴケ
したけれども、バイクに異常はなく)無事到着。出口でガッツポーズした。

[給油地点]
佐野I.C(栃木県)
上河内I.C(栃木県)←納車後2回目の立ちゴケ!
安達太良S.A(福島県)
菅生P.A(宮城県)
前沢S.A(岩手県)
岩手山S.A(岩手県)
花輪S.A(秋田県)

さて、ちょっと腹減ったので途中ラーメン屋を見つける。ZZ−Rのエンジン
を切ったのはいいが、さすがに川崎ナンバーをぶら下げていると青森県民全て
の年齢層が注目する。恥ずかしいのでさっさと目的地のばあちゃん家へ直行。
 到着してエンジンを切り、バイクから降りた瞬間、ひざとけつが急激に痛く
なって大きくふらついた。立ちゴケは免れたが、そのままうちの廊下にバタン
キュー。目覚めの後、温泉(銭湯じゃないよ!)に直行。肩、腰、尻の痛みも
とれて、次の日の体調を整える。

*****本日の走行 705km(累積705km)*****

☆2日目(8月14日)
 今日の予定は遺跡・ワインディング紀行。大まかなルートを書いておこう。

[ルート]
ばあちゃんの家(スタート、ゴール)→ 三内丸山遺跡 → 城ヶ倉大橋
    ↑                         ↓
  黒石市街 ← 十和田湖 ← 奥入瀬渓流  ← 八甲田山、酢ヶ湯温泉

8時20分、食事をして家を出発。黒石I.Cより青森I.Cまで直行。9時
30分、三内丸山遺跡に到着。東北自動車道の終点から近い、とは聞いていた
けれども本当に近すぎる。
 早速見学開始。(何と駐車料金も、入場料もいらない、タダ!)でも、この
雰囲気、なんか落ち着かないんだよなぁと感じていた。で導かれた結論。周り
の風景がよくないぞ!「青森県公安委員会(試験場)」が視界に入っているん
だから。自分の限定解除のことが気になる気になる。次の試験は22日などと
考えていた。とりあえず写真を取り、ミルクティーを飲んだ後出発。目的地は
「青森県公安委員会」に変更。
 試験場に到着。青森県の大型二輪は神奈川と同じVFR750だ。「試験官
が覆面の四輪自動車に乗って追走、採点するのはなんかいやだなあ、でも複雑
なコースじゃないから合格率も高そうだなぁ」と考えつつ一本橋から脱輪する
試験車2台を見る。ここも、川崎ナンバーをぶら下げたZZ−Rは注目される
ので去ることにした。
 次の目的地は城ヶ倉大橋。去年の10月に出来た穴場らしい。でも人がいる
んだな、これが。さすがに関東圏のナンバーの車はほとんど見掛けなかった。
5速にギアチェンジする(大体、4速では35〜45km/hで走るのだが)こと
がまずないほどのワインディングを通り抜け、硫黄の匂いがし始める。「もし
や、酢ヶ湯温泉!」の想像は的中し、混浴の硫黄泉に到着する。 不覚!タオル
を忘れた!
 酢ヶ湯を出発。さらにきつくなったワインディング(4速に入れるのも非常
に大変!)を通過して、奥入瀬に入る。渋滞!何でこんな所で・・・と愚痴を
こぼしつつも、単車の特権「すり抜け」を利用していっきに先頭に出る。途中
すり抜けしない青森ナンバーのバイク2台を見たが、思わず「すり抜けは渋滞
の激しい東京だけの特権」
と顔をゆるめる。
 十和田湖も通過。でも、ワインディングは続く。途中、2サイクルエンジン
の原チャらしき排気音が聞こえる。気になったので前を行かせてやった。な、
何と私と同じ川崎ナンバーを、しかも黄色のナンバーをつけた原チャが・・・

原付2種は高速道路を走れないのによくきたものだと感心しつつも400cc
のプライドが許さず、直線だけ、スピードキングをやってしまった。(カーブ
は事故が恐いからね)結局、カーブがあるごとに引き離され、80ccの原付
2種ははるか彼方へと消え去った。事故っていないかな?
 黒石市街を抜け、あとは家までの直線。ここでもスピードキングをしようと
思いスロットルをひねった瞬間でかいバイクが!思わず減速。通過した瞬間、
横を見ると、ゴールドウィングだった。「ああ、白バイでなくてよかった。」
見覚えのある風景が近づき無事帰宅する。

*****本日の走行 172km(累積877km)*****

☆3日目(8月15日)

 この日は、台風12号の影響で一日中雨。おじさんの四輪を借りるかどうか
悩んだけれども、やはりライダー達の亡霊が「裏切り者!」の念仏を唱える。
一日中ゴロゴロし、テレビを見ていた。でも本音をいうとマニュアル車に乗り
たかったな。

*****本日の走行 0km  (累積877km)*****

☆4日目(8月16日)

 台風12号が青森を直撃しなかったので、晴れた。そこで、午後からの出発
を決意。余り時間がないので岩木山を見、弘前で土産を買うことにした。おも
むろにエンジンキーを入れ、セルを回す。エンジンがかからない!おじさんに
押しがけを手伝ってもらうが失敗する。悩みに悩んだ挙げ句、チョークを引く
と始動した。結果は実に情けない。
 さあ、改めて出発。途中、桜で有名な弘前城を通過し岩木山へ向かう。さて
走ること数10km、69のカーブがあるという岩木山スカイラインへ。通行
料金を払う時にもらったパンフレットには、「8合目駐車場が近づくに従い、
だんだん視界が広がり日本海の波が打ち寄せる海岸線がみえてきます・・・」
冗談じゃない!登れば登るほど霧が深くなり、気付いたら目の前に大型バス!
という危険な場面もあった。しかも遅い車のせいで、50回目のカーブでロー
ギアでもエンストする始末。またエンジンがかからなくなる。今度はチョーク
でも失敗。セカンドギヤに入れて、下り坂で押しがけすることで何とか始動。
だいぶ下ってしまったが、気合一発で8合目駐車場に向かった。だが雨は強く
なる一方だ。頂上へいく登山口も閉鎖され、限界なので下ることにした。
 少し早いので、鰺ヶ沢、五所川原をまわって弘前に戻った。ここでお土産を
買う。標準語を使うと、「どごからきたな?」と聞かれ、「神奈川」と言うと
いろいろおまけしてもらった。

*****本日の走行 141km (累積1018km)****

☆5日目(8月17日)
いよいよメインイベントである下北半島一周ツーリングの始まり。(地元では
下北半島のことをその形にちなんで「まさかり」というそうだ。)朝食を食べ
天気予報を確認後7時30分出発。

[ルート(まさかりツーリング初日)]
ばあちゃんの家(スタート) → 青森市街 → 野辺地 → 横浜
                              ↓
   むつ(ゴール)← 大畑 ← 大間崎 ← 仏ヶ浦 ← 恐山

野辺地までは何事もなく通過。しかし、横浜に近づいた途端、道路にいろいろ
な物体が転がっているのに気付く。死体だ!東京では滅多に見られない動物の
死体一式を見る。ネコ、イヌはもちろん、ネズミやキツネ、クマやタヌキまで
ごろごろしている。
(さすがに、ヒトはなかった)事故を起こすこともなく、
恐山まで到達することが出来た。見学した後、ばあちゃん製の筋子たっぷりの
おにぎりを口にほおばった後、アイス(これがうまいんだ。言葉では言い表せ
ないよ)を食べた。
 次に、仏ヶ浦に向かってワインディングを通過。程よいカーブなので八甲田
よりも攻めやすかった。トップギア(6速)に簡単に入るのだから。道も広く
車も少なく、景色も最高の場所だ。お薦めのワインディングスポットだろう。
仏ヶ浦で休憩した後、本州最北端の地である大間へ向かった。途中、100km
ほどガソリンスタンドがなかったので冷や汗をかいたが、間一髪セーフ。最後
の給油から140km地点で見つけることが出来た。途中、間食のラーメンを
食べ、大間崎へ到着した。いろんなところからバイクが集まっていた。習志野
熊谷ナンバーを中心に、南は沖縄ナンバー(しかも2ストのオフ車で!)あふ
れていたのだ。今日は晴れていたので、北海道を眺めることが出来た。感じた
ことは「次は北海道。」
 さて、見るべきところは見たので、どこか泊るところを探そうとZZ−Rを
を走らせる。  本当は気合で野宿しようかと思っていたが(ちゃんと寝袋買ったんだよ!)
現地ではクマに殺されたり大けがさせられたりといった被害のニュースが多い
ので、民宿に泊ることにした。だが、なかなか見つからない。やっと見つけた
民宿の名前が「中村」。あまりにもありふれているので変な感じがした。だが
部屋が空いているのと疲労のため、泊ることを決める。もちろん、すぐに床に
ついた。

*****本日の走行 351km (累積1369km)****

☆6日目(8月18日)

部屋の整理をした後、民宿を出発。朝7時である。

[ルート(まさかりツーリング二日目)]
むつ(スタート) → 六ヶ所村 → 八戸 
→ 碇ヶ関、弘前 → ばあちゃんの家

家に帰るだけの行程であったが、途中さまざまな光景があった。まずは六ヶ所
村。途中、原子力発電PRセンターに立ち寄った。30分早く来すぎたため、
開門していなかったので、辺りを散歩するだけになってしまい、再出発せざる
をえなかった。それで終わらないのがこの村。自衛隊の戦車?が公道を走って
いるのだ。高射砲(とにかく砲弾の様なもの)が私の方を向いて走っている。

追い越したい!しかしジレンマが。神奈川や東京には存在しないといわれる、
「追越し禁止」の看板
がそびえたっているのだ。もう違反できない私は、しぶ
しぶ高射砲の後をついていった。
 八戸自動車道を通り、大鰐弘前I.Cまで直行。途中ねずみをやっていたが
研修費用¥15000を払って受けたネズミ対策の学習は効果があった。私を
追越していったバイクは(捕まった)、恐らく赤紙召集されていただろう。
 計画になかったのだが、碇ヶ関の関所のことを思い出す。ここで降りたあと
関所を見学する。途中、大鰐で昼食をした後、弘前に到着。ここで、お土産の
うち、買っていなかった生もの(筋子)を買い、家に戻った。温泉に直行して
この日もバタンキュー。

*****本日の走行 311km (累積1680km)****

☆7日目(8月19日)

 この日は明日の青森出発に向けてバイクと自身の休養に専念する。12時間
以上は軽く寝たはずだ。目覚めの後、お土産を宅配便で送る。

*****本日の走行   0km (累積1680km)****

☆8日目(8月20日)

 朝3時に出発。心配の種とされたエンジンも無事始動。碇ヶ関まで暖気運転
を行う。東京近辺とは違い、朝は寒い!パーキングエリアに着くたびにホット
コーヒーを飲んでいた。
 国見S.Aで思わぬトラブル発生!ガソリンスタンドが故障して使えない。
さて、どうするか悩みあぐねた結果、安達太良S.Aまで頑張ってもらうこと
にした。「FUEL」の警告ランプがつきはじめ、不安は高まる。
セーフ!
 ガソリンを満タンにした後、出発。ここでもネズミをやっていた。後ろから
追い越していこうとするバイクと連携プレーしながら無事回避。でも、残念な
ことに八戸自動車道以上にバイクと四輪車が捕まっていた。
 6回の給油を経て、東北道を無事通過。外環をぬけて環8へ。大渋滞!今日
は取締りも激しかったのですり抜けはあきらめた。見慣れたファミリーマート
があると、ああ、家に(神奈川の自宅に)戻ってきたな、という実感がわく。
「次は北海道」
*****本日の走行 705km (累積2385km)****

☆データ

全走行距離・・2385km
燃費・・・・・19.6km/l
費用・・・・・60000円前後
       内訳:有料道路2万5000円、ガソリン1万5000円前後
          お土産5000円、民宿3500円、食事代5000円
          使徒不明金多々あり

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